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注文住宅の費用

注文住宅の外構費用はどれくらい?300万円で抑えた実例と費用内訳を公開!

注文住宅 外構費用

「せっかく家を建てるなら、駐車場は広くしたい」

「おしゃれな庭にしたいけど、外構費用ってどれくらい?」

注文住宅の購入や打ち合わせが進む中、どうしてもオプションや間取りに気を取られがちですが、意外と見落としやすいのが「外構費用」です。

実際、私も外構の計画にまで十分な時間をかけず、今ではもっと考えるべきだったと少し後悔しています。

そこで今回の記事では、注文住宅の外構費用について、特にこれから注文住宅の購入を検討している方や、費用を抑えて素敵な外構をつくりたい方に役立つ情報をお届けします。

この記事でわかること

  • 新築外構費用の目安
  • 我が家の外構費用300万円とその内訳
  • 外構費用を抑えるコツ

家は立派でも、庭が雑草だらけだったり、駐車場が使いづらかったりすると、完成度が下がってしまいます。

外構まで含めて理想の住まいを目指して、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。

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注文住宅の外構費用はどれくらい?本体価格の10%が目安?

外構費用目安

外構費用の目安は住宅本体価格の10%が目安と言われています。

我が家の例でいえば

住宅本体価格・・・2,749万9,258円(税込み)

外構費用・・・298万1,880円(税込み)

約10.8%ですね。

ただし、土地の広さやどのような設備を設置するか、依頼する業者によって費用は前後します。

✅我が家の土地・住宅の広さは

土地・・・約247㎡(約75坪)

住宅・・・約106㎡(約32坪)

外構の資金計画を立てる際は、住宅本体価格の10%を見積もっておきましょう。

次章で我が家の外構について、解説していきます。

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我が家の外構工事費用は300万円!その内訳と費用例を公開

※横にスクロールできます

内容 数量 金額(税込み、円)
仮設工事、解体工事 1式 44万1,240
土工事 1式 31万6,360
塀、フェンス 19㎡ 37万4,360
駐車場 57㎡ 47万1,850
カーポート(2台分) 1式 76万5,330
門柱、ポスト 1式 20万  610
植栽(イロハモミジ) 1式 3万  800
防草シート張り 45㎡ 4万4,550
その他雑工事 1式 12万  830
材料搬入、諸経費 1式 21万5,950
合計 298万1,880

外構費用はどのような設備を設置するかで、金額が変わります。

我が家の外構内訳をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

仮設工事と解体工事 44万1,240円

仮設工事や既存ブロック塀の解体工事、工事をするための機械レンタル料などのいわゆる「一次外構」の費用です。

元々は前の家が建っていた土地を購入して新築したので、古いブロック塀や土が残っていました。

それを新しく工事できるように、地盤を整備するのが「一次外構」となります。

購入した土地の状態によりますが、我が家は40万円以上かかりました。

土工事費用 31万6,360円

土工事とは掘削工事や庭の土の入れ替えといった、土に関する工事のことを言います。

古い土を処分したり、新しい土を入れたりする作業や砂利の敷き込み費用も含まれています。

また、駐車場などにコンクリートを入れる場合は、その分、深さが必要になるため、掘削作業を行うことになります。

外構工事の基礎となる重要な工程となるため、最も費用がかさんでしまう作業になっています。

塀・フェンス設置費 37万4,360円

塀+フェンス単価 1万9,700円/㎡

我が家は化粧ブロック塀+グリッドフェンスを採用しました。

グリッドフェンスは完全な目隠しにならないので、我が家は「セミクローズ外構」になります。

セミクローズ外構とは?

「敷地の一部に塀やフェンスなどで目隠しをしたのがセミクローズ外構。敷地を囲むものがないオープン外構、敷地をぐるりと囲んだクローズ外構の中間です。外から庭や家が見えてしまうけれど、外部からの侵入対策になるような柵などを、設置した場合もセミクローズ外構と言えるかと思います」

引用:SUUMOホームページ

ちなみに費用は

クローズ外構 > セミクローズ外構 > オープン外構

となります。

我が家は駐車場以外の外周すべてをグリッドフェンスで囲いました。

駐車場コンクリート敷 47万1,850円

我が家の駐車場

駐車場コンクリート敷単価 8,200円/㎡

我が家の駐車場は、自動車を4台分の広さを確保しています。

約57㎡です

国交省によると、駐車場の広さは
※横にスクロールできます

長さ(m) 幅員(m) 広さ(㎡)
軽自動車 3.6 2.0 7.2
小型乗用車
(コンパクトカー)
5.0 2.3 11.5
普通乗用車 6.0 2.5 15.0

引用:国土交通省

上記を原則にしています。

よって、我が家は普通乗用車3台とコンパクトカー1台分の広さになります。

砂利を敷く選択肢もあると思いますが、愛車が傷ついたり、タイヤにも悪影響があるので、コンクリート敷がオススメです。

カーポート(2台分)設置 76万円5,330円

我が家は乗用車2台分のカーポートを設置しました。

約76万円と外構費用の中では一番高額となっています。

✅カーポートのメリット

  • 車を雨や紫外線から守る
  • 車体が傷つくのを防ぐ
  • 乗降時に濡れない
  • 直射日光が当たらないので、車内が暑くなりにくい

お金はかかりますが、愛車の劣化のを抑える効果がありますので、長期的にみれば、コストパフォーマンスは高いと言えます。

門柱(ポスト一体型) 20万610円

門柱

門柱とは玄関にある表札やポスト、インターフォンを取り付けることができる壁上のものを言います。

家の顔になる部分ですので、オシャレで住宅とマッチする門柱を選びましょう。

植栽(イロハモミジ)3万800円

庭に緑を取り入れることは、素敵な外構を作り出すための重要な要素です。

緑の美しさだけではなく、機能性をあわせた両面で一気に素晴らしい外構になります。

✅緑のメリット

  • 発想力や想像力が養われる
  • 脳が活性化する
  • 自然を大切にする心が育まれる
  • ストレスが減る

特にお子さんがいる家庭にとっては、うれしいメリットですね。

庭に緑を取り入れることで、忙しい現代社会において一息つける癒しと心の平穏をもたらしてくれますので、オススメです。

防草シート敷設 4万4,550円

防草シート単価 990円/㎡

駐車場と庭以外は防草シートを敷きました。

✅防草シートのメリット

  • 雑草の抑制
  • メンテナンスの軽減
  • 見た目が良くなる

隙間から雑草が生えてくることもありますが、基本的に草抜きをする必要がありません。

庭にはDIYで防草シート付の人工芝を敷きましたので、こちらも雑草はほとんど生えてきません。

草抜きは

  • 時間が無駄
  • 労力が無駄
  • 体力が消耗する
  • 紫外線を浴びてしまう

といったデメリットがあります。

単価(990円/㎡)はあまり高くないので、できるだけ防草シートを敷きましょう。

その他雑工事 12万830円

グレーチング

その他の雑工事は、側溝の蓋であるグレーチングや水栓まわりの工事など、細かい工事が含まれます。

我が家では費用のほとんどがグレーチングで計上されています。

グレーチングがないと子供が溝に落ちてけがをしたり、タイヤが傷ついたりしますので、しっかりと取り付けておきましょう。

材料搬入・諸経費 21万5,950円

工事をするための材料搬入作業や工事にかかわる様々な費用が諸経費として計上されます。

一般的に工事代金の10~15%程度になるそうです。

外構業者によって金額の割合が異なりますので、見積もりに差が出るのはこのあたりかもしれませんね。

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外構工事費用を抑えるための3つのコツとは?

外構費用を抑える3つのポイント

部分的にDIYをとりいれる

外構費用を抑えるための1つ目のポイントは「部分的にDIY(自分でやってみる)をとりいれる」ことです。

外構工事の中には、DIYでも可能な工事があります。

✅外構でDIYが可能な例

  • 人工芝を敷く
  • 砂利を敷く
  • レンガ舗装
  • 防草シートを張る

ホームセンターに行けば、安価で大抵のものは手に入ります。

DIYに慣れていなければ大変かもしれませんが、自分でやれば意外と楽しいですよ。

ちなみに私は部分的にDIYをとりいれました。

✅私がDIYをとりいれた例(約10㎡の庭)

  • 人工芝を敷く
  • 砂場をつくる
  • 家庭菜園スペースを作る(レンガを活用)
  • 砂利を敷く

DIYに慣れていないのもあり1ヶ月ほどかかりましたが、総額10万円弱でできました。

業者に頼めば、50万から100万円程度かかります。

コストカットをしたいのであれば、部分的にDIYを取り入れてみるのがオススメです。

人工芝を敷くなど、部分的にDIYを取り入れ外構費用を抑えよう

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複数の専門業者から見積もりを取得する

外構費用を抑えるための2つ目のポイントは「複数の専門業者から見積もりを取る」ことです。

1社だけに外構工事を頼んでしまうと、それが適正価格なのかどうか判断がつきません。

外構工事では同じようなメーカーの商品を扱うことが多く、施工業者による違いがあまりないため、価格のみでの比較がしやすいです。

もし、ハウスメーカーであれば、それぞれの特徴や強みがあるため、価格のみでは比較しにくいですよね。

また、外構工事をお願いするときはハウスメーカーを通さない方がいいです。

ハウスメーカーに中間マージンが入り、価格が高くなってしまうからです。

価格を抑えるためには、自分で専門業者に相見積もりを取るのがオススメです。

自分で複数の専門業者に見積もりを取ってみよう

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シンプルなデザインにする

外構費用を抑えるための3つ目のポイントは「シンプルなつくりにする」ことです。

凝ったデザインにすると、その分、工事の手間がかかるので、費用が高くなります。

シンプルなつくりにすると、工事に必要な材料を減らすことができます。

例えば

  • 駐車場以外はコンクリートではなく、砂利や人工芝を敷く
  • 門柱とポストを一体型にする
  • 目隠しとなる塀を極力なくし、オープン外構もしくはセミクローズ外構にする

このような方法であれば、美しさを損なうことなく費用を抑えることができるでしょう。

シンプルイズベスト!凝ったデザインは費用が掛かる

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外構工事は住宅ローンに組み込むべき?メリット・デメリットを解説

住宅ローン画像

結論としては「外構費用は住宅ローンに組み込むこともできる」となります。

ただし、金融機関やハウスメーカーによります。

ちなみにフラット35は、以下の記載があります。

建設する住宅の請負契約書に記載のある請負金額(消費税を含みます。)や、購入する住宅の売買契約書に記載のある売買金額(消費税を含みます。)が借入対象となります。
 ただし、次表の費用については、前述の請負金額に含まれない場合であっても、次表の確認書類に記載がある場合は借入対象となります。

【1.住宅を建設する場合】

① 外構工事の費用

確認書類・・・請負契約書、売買契約書、注文書・注文請書

引用:住宅金融支援機構ホームページ

つまり、外構工事の費用も住宅ローンに組み込めるということですね。

しかし、ほとんどの場合、ハウスメーカーが住宅ローンの申請を行いますので、担当者に確認してみることをオススメします。

  1. 外構業者を別で探して、自分たちで頼むことは可能かハウスメーカーの担当者に確認
  2. 担当者の了解が得られたら、外構費用を住宅ローンの中に含めたい旨を伝える
  3. 外構費用を含めた住宅ローンの申請をしてもらう

外構費用を住宅ローンに組み込むことはできないと、金融機関から回答があった場合は

  1. 別の金融機関で検討
  2. 外構費用のみ、リフォームローンを組む
  3. 実費で払う

私はハウスメーカー提携の業者に外構工事を依頼したので、スムーズにローンの手続きができました。(その分、割高だったかもしれません…)

外構費用を住宅ローンに組み込むことができれば、二重ローンを回避できますので、安心ですね。

我が家の注文住宅の総費用4,600万円の内訳はこちら>>

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注文住宅の外構費用 まとめ

我が家の外構を参考に新築外構工事の費用についてご紹介しました。

まとめ

外構は意外と見落としがちですが、外観を含め、生活をより快適にする機能性も大事なポイントです。

今回の記事を参考に、日々の暮らしをより充実にする素敵な外構を作ってみてくださいね。

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