「住宅展示場に行きたいけど、気を付けることってある?」
「住宅展示場に行く前に準備しておくことは?」
住宅展示場に行くことは新たな人生の一歩を踏み出す感じで、ワクワクしますよね?
しかし、営業マンからの強引な営業や、自分の希望やニーズに合った住まいを見つけるための適切な情報が得られるのか、不安に感じている方も多いかもしれません。
- 住宅展示場に行くときの7つの注意点
- 住宅展示場に行く前に準備しておくこと3選
この記事では、失敗を防ぎ、理想の住まいを見つけるために気をつけるべきポイントについて解説します。
あなたの貴重な時間を住宅展示場で最大限に活用し、納得のいく選択をするためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
住宅展示場に行くときの7つの注意点を解説
※クリックで各章に飛びます。
それぞれ説明していきますね。
注意点①モデルハウスは標準仕様ではない
住宅展示場に行くときの注意点1つ目は「モデルハウスは標準仕様ではない」です。
住宅展示場のモデルハウスは、おしゃれで広々としていて、設備も整っており、非常に魅力的ですよね。
しかし、実際に同じ家を建てる場合には、想像以上の費用がかかることがあります。
モデルハウスには、オプションや高級グレードの設備が設定されており、それが標準仕様ではないためです。
ハウスメーカーは、自社の商品の魅力を最大限にアピールするために、最高クラスの仕様にしています。
そのため、営業マンには以下のようなことを確認してみましょう。
✅営業マンに確認してみる
- 予算を伝えて、具体的にどんな家が建つのか
- 気に入った設備はオプションなのか、それとも標準仕様なのか
- モデルハウスと同じものを建てる場合、どれくらいの費用がかかるのか
気になったことはしっかり聞いておきましょう。
実際の家を確認したい場合は、入居者宅見学会や宿泊体験をしているハウスメーカーもあります。
私自身も、モデルハウスと同じ家を建てる場合の費用について尋ねたところ「6千万円ですかね…」と言われました。
家が完成したときに「なんか違う!」とならないように注意してくださいね。
モデルハウスの設備は標準仕様ではないことが多い。気に入った設備や間取りがあったら、オプションか標準仕様か確認しよう。
注意点②カタログをもらうためだけで行かない
住宅展示場に行くときの注意点2つ目は「カタログをもらうためだけで行かない」です。
時間がいくらあっても足りないからです。
私も「カタログを貰うだけだから…」と思い、何となくモデルハウスに入ってしまい
- 営業マンによるトークや質問
- アンケート用紙の記入
により、軽く1時間オーバーしてしまいました。
人によってはモデルハウス1戸につき2~3時間かかることも…!
貴重な休日に興味のない商品の説明を延々と聞かされることほど、時間の無駄はありませんよね。
ですので、カタログが欲しいだけであれば、ネットでサクッと済ませましょう。
こちらのサービスを利用すれば、オンラインで複数のハウスメーカーからカタログが届きます。
自宅にいながら、わずか3分で複数のハウスメーカーのカタログが手に入りますので、お手軽です。
住宅展示場に行く前にカタログに目を通して、自分が興味のあるモデルハウスを絞り込んでおきましょう。
カタログを貰うだけなら、ネットがオススメ。住宅展示場の見学は時間がかかるので、カタログで事前に絞り込んでおこう。
注意点③値引きやキャンペーンにつられない
住宅展示場に行くときの注意点3つ目は「値引きやキャンペーンにつられない」です。
「人気のオプションが今なら無料ですよ」
「今なら契約割引をご利用いただけます」
といったフレーズに急かされないようにしましょう。
ハウスメーカーは常に値引きやキャンペーンを実施しています。
私自身もさまざまな時期に様々な住宅展示場を訪れましたが、どのハウスメーカーも何かしらの値引きやキャンペーンを行っていました。
住宅の購入は人生で一度の大きな買い物ですので、値引きやキャンペーンに惑わされずに、しっかりと比較や検討を行いましょう。
値引きやキャンペーンはいつでもどこでも行っているので、慌てないようにしよう。
注意点④すべてのハウスメーカーをまわらない
住宅展示場に行くときの注意点4つ目は「すべてのハウスメーカーをまわらない」です。
大きな住宅展示場では、10社以上がモデルハウスを建てていることも珍しくありません。
「モデルハウスを全部見たい!」という気持ちはわかりますが、あらかじめ見たいモデルハウスを絞り込んだうえで、聞きたい内容をリストにしてまとめておいた方が効率的。
✅質問リストの例
- ハウスメーカーの強みや弱みは?
- おおよその坪単価はいくら?(予算を伝えるのも◎)
- 入居者宅見学会をしているか
- ランニングコストは?
- アフターサービスの内容や期間は?
モデルハウスをまわりすぎることで、体力的にも精神的にも疲れ果ててしまい、家を建てるモチベーションが下がってしまうかも…。
私は全部まわろうと意気込んで住宅展示場に行きましたが、2~3社が限界でした…。
注意点②でもお伝えしましたが、ハウスメーカーのカタログを事前に見ることで、見学したいモデルハウスを絞り込めるのでオススメです。
安心の大手ハウスメーカーが30社以上!カタログ請求サービスを利用してみる>>すべてのハウスメーカーを見学すると、疲れ果てて家づくりのモチベーションが下がるかも…。事前に絞り込んでおこう!
注意点⑤アンケートに答えない
住宅展示場に行くときの注意点5つ目は「アンケートに答えないこと」です。
モデルハウスを見学すると、ほぼ確実にアンケート用紙を渡されます。
✅アンケートに答えると…
- 営業マンが決定する
- 営業電話がかかってくる
購入する気がないのに、電話がかかってきたり、資料が送られてきたら嫌ですよね。
一方で、営業マンの印象が良く、そのハウスメーカーで購入する意思がある場合には、アンケートに記入することをおすすめします。
なぜなら、入居者宅訪問や工場見学など、お得な情報をたくさん教えてもらえるからです。
✅アンケートに答えるメリット
- 営業マンが適切な提案やお得な情報を提供してくれる
- 自分の意見や要望をハウスメーカーに伝える良い機会になる
もし購入を検討している場合や、将来的に購入を考えている場合は、自分のニーズや希望を正確に伝えることが重要です。
アンケートに答えることでお得な情報を得たり、自分の要望を伝えたりすることができるため、購入を真剣に検討している場合には、積極的に記入しましょう。
安易にアンケートに答えないようにしよう。営業マンの対応が良く、そのハウスメーカーを気に入った場合は記入するのが◎。
注意点⑥理想が高くなってしまい、予算が厳しくなる
住宅展示場に行くときの注意点6つ目は「理想が高くなってしまい、予算が厳しくなる」です。
前述の注意点①でもお伝えした通り、住宅展示場にあるモデルハウスは、通常ハウスメーカーの最高グレードのものが多いため、理想が高くなってしまう可能性があります。
車庫と一体になっているビルトインガレージや広いリビング、おしゃれな書斎…憧れますよね。
そのため、事前に予算を明確にし、営業担当者に実現可能な家のイメージを伝えることが重要です。
具体的な数字を把握していないと、モデルハウスやプランに魅了された結果、予算オーバーになってしまうかもしれません。
展示場に行く前に、自分の予算の範囲をしっかりと把握しておきましょう。
予算の目安がわからない方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
私が建てた家の総費用(土地、外構を含む。)をご紹介していますので、予算のイメージを持つ上で参考になるでしょう。
モデルハウスは最高グレードのものが多いので、理想が高くなりがち。自分の予算の範囲をしっかり決めておこう。
注意点⑦間取りや設備の使い勝手を確認する
住宅展示場に行くときの注意点7つ目は「間取りや設備の使い勝手を確認する」です。
住宅展示場では、様々な間取りや設備が展示されていますが、それらの使い勝手を実際に確認することが重要です。
自分のライフスタイルや家族の生活に合っているか、必要な機能や収納スペースが十分に備わっているかを注意深くチェックしましょう。
✅モデルハウスのチェックポイント
- 動線を確認する
- 機能や収納スペースの充実度を確認する
- 実際に家の中を歩き回る
1動線を確認する
キッチンとダイニングエリア、リビングルームとベッドルーム、バスルームとトイレなど、各部屋の配置が自分たちの日常生活に適しているかを確かめることが重要です。
実際に動線を歩いてみて、生活動線がスムーズにつながるかどうかをチェックしましょう。
2機能や収納スペースの充実度を確認する
キッチンの作業スペースや収納、洗面所やトイレの使い勝手、各部屋の収納スペースなど、自分たちの生活スタイルに合った機能や収納が適切に備わっているかを確認しましょう。
将来の変化にも対応できるよう、必要なスペースや機能の備わった間取りを選ぶことが重要。
3実際に家の中を歩き回る
展示場では、実際に家の中を歩き回ることができますので、動線や使い勝手を想像しながら、自分たちの理想とする家づくりのポイントを探してください。
快適な暮らしを実現するためには、間取りや設備が自分たちのライフスタイルに合っていることが欠かせません。
住宅展示場を訪問することで、自分たちの理想の家づくりを具体的にイメージし、選択肢を絞り込んでいきましょう。
間取りや設備の使い勝手を確認し、理想の家づくりを具体的にイメージしてみよう。しっかり確認しないと後で後悔することも…
住宅展示場に行く前に準備しておくこと3選
①自分に合ったハウスメーカーをチェックしておく
住宅展示場に行く前には、自分に合ったハウスメーカーを事前にチェックしておくことが重要です。
自分に合ったハウスメーカーは以下のポイントで判断できます。
✅自分に合ったハウスメーカーは?
- 予算の範囲内で建てられそうか
- 断熱性能や耐震性能などの住宅性能に満足できそうか
- 希望通りの間取りや工法が提供されているか
- ランニングコストやアフターサービスは自分に合っているか
これらの要素を考慮しながら、自分に最適なハウスメーカーを事前にチェックしておくことで、展示場での情報収集や比較がスムーズに行えます。
ちなみに私は
- 予算は2千万円台
- 断熱性能をはじめとした各性能が高く、住み心地が快適
- 床暖房の設定があること
- 平屋であること
を基準にモデルハウスをチェックしていきました。
また、信頼性や顧客満足度などのデータも参考にしましょう。
ハウスメーカーの評判や口コミ、建てた人々の満足度などの情報を踏まえながら、自分に最適なハウスメーカーを見つけることが大切です。
②家族の希望・予算をまとめておく
住宅展示場に行く前には、家族の希望や予算をまとめておきましょう。
これにより、自分たちのニーズに合った提案やプランの検討がしやすくなります。
家族の希望や予算は、家づくりの基本となる要素です。
展示場での打ち合わせや相談がスムーズに進み、自分たちの理想に近い家を見つけることができます。
たとえば、家族の希望をまとめる際には
- 各々の必要な部屋や機能
- デザインやスタイルの好み
- 平屋か2階建てか
- 住宅ローンの返済能力や将来の生活費
上記の例を参考にして、家族の希望や予算をまとめておくことで、住宅展示場での提案やプランの検討がスムーズに行えます。
具体的な要望や予算の範囲を明確にし、自分たちに最適な家づくりを実現しましょう。
③確認したいリストを作っておく
住宅展示場に行く前に、確認したい項目をリストアップしておきましょう。
これにより、展示場での情報収集や比較が効率的に行えます。
注意点④でご紹介したとおり、展示場では多くの情報や見学があり、全てを頭で整理するのは難しい場合があります。
確認したい項目を事前にリスト化することで、展示場での見逃しや忘れがちなポイントを防ぐことができます。
たとえば
✅確認リストの例
- 間取り
- 設備や仕様
- 収納スペースの充実度
- 耐震性や断熱性能
これにより、重要な項目を見落とすことなく、展示場での効果的な情報収集が可能になります。
毎回、営業マンのペースで話に付き合ってたら日が暮れてしまいます…。
見逃しや忘れがちなポイントを防ぐために、展示場訪問前にリストを作成し、重要な項目をチェックしましょう。
住宅展示場に行くときの注意点 まとめ
今回の記事では住宅展示場に行くときの注意点について、ご紹介しました。
これらの注意点を抑えておくことで、住宅展示場への訪問がより有意義な時間になります。
住宅展示場への訪問は、将来の家づくりに向けた重要なステップです。
理想の家を実現するためには、予算をコントロールし、具体的なイメージを営業担当者に伝えることが不可欠です。
ぜひ、これらの注意点を頭に入れて住宅展示場に行って、自分にとって最適な家を見つけてくださいね。
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