一条工務店の窓は優れた断熱性能を持っているため、一般的な窓と比較すると結露しにくい仕様となっています。
しかし、その優れた窓をもってしても結露は発生します。
特に我が家は寝室だけですが、ハニカムシェードと窓の隙間にカーテンを後付けしていることもあり、結露しやすい状態となっています。
そこで今回の記事では、窓の結露対策を実施しその効果について検証しました。
この方法であれば結露を抑え、カビの発生を抑制できますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 一条工務店の窓に対する有効な結露対策について
- 使うもの:吸水テープ、結露水だれ防止スプレー
我が家の情報
- タイプ名:i-smart
- 施工面積:106.82㎡(32.31坪)
- 平屋(勾配天井)
- 3LDK
- 全て標準仕様の断熱ハニカムシェード採用
我が家の結露
上記は寝室の窓です。
少し見えにくいですが、結露した水分が下にたまっています。
寝室では屋外の光をなるべく侵入させないように、寝る時は遮光カーテンとハニカムシェードを完全に閉めます。
そのため、かなり結露します。
結露を抑えるためには、窓で冷やされた空気の逃げ場を作ってあげる必要があります。
つまり、ハニカムシェードを完全に閉めず少し隙間をあけるということです。
隙間をあけていれば、結露を抑えることが出来ます。(ただし、室内の湿度や気温によります)
上記はリビングの窓ですが、全く結露していません。(少しホコリが貯まっていますが。)
リビングではハニカムシェードを完全に閉めていないからです。
しかし、ハニカムシェードを開けてしまうと、冷たい空気が室内に流れ込み不快に感じると思います。
せめて寝室で寝ている時くらいはハニカムシェードを完全に閉めたい…。
そこで、ハニカムシェードを完全に閉めても結露が発生しないようにするため、対策をすることにしました。
- ハニカムシェードを閉めると結露が発生
- 結露を抑えるにはハニカムシェードを開けておくことが有効
- ハニカムシェードを閉めても結露を抑える方法は?
結露対策
✅使うもの
- 結露吸水テープ(ニトムズ)
- 結露水だれ防止スプレー(アサヒペン)
テープとスプレーを使って対策していきます。
注意書きにもありますが、テープを窓に貼ると「熱割れ」という現象で、窓ガラスが割れることがあるようです。
熱割れの説明についてはこちら↓
そのため
- テープ→サッシ
- 窓ガラス→スプレー
として、それぞれ対応することとしました。
吸水テープ
そもそも、なぜカビが発生するのでしょうか?
それは結露が流れ落ち、水分がたまって放置されるからです。
それではサッシの中で結露しやすい場所はどこでしょうか?
ここを対策することでカビが生える確率は格段に落ちるはずです。
サイズが合うようにテープを切り、貼っていきました。
なお、この状態でも窓は開けられます。
防止スプレー
すべてテープのみで対策したかったのですが、窓ガラスに貼ってしまうと「熱割れ」による破損が起きてしまう可能性があるため、スプレーを使用します。
まずはマジックリンなどを使って窓ガラスをきれいにします。
その後、表面が乾いたらスプレーを吹きかけていきます。
結露しやすいところに1プッシュでOKです。
乾いた布でふき取って終了です。
なお、持続時間は30日間です。
効果の検証
テープを貼った箇所は結露を抑え、レール部分への水だれを防いでいました。
テープは若干湿っていましたが、数時間後には乾いていましたので、カビが生える心配はなさそうです。
さて肝心の窓ガラスはどうでしょうか?
結露はしていますが、一つ一つの粒が小さくなり水だれが解消されています。
こちらも日中に乾きました。
テープほどではありませんが、カビ対策としては有効です。
あとは持続期間が本当に30日間あるかですね。
これに関しては、経過観察していきたいと思います。
✅対策の効果
- テープ・・・結露を完全に抑えた
- スプレー・・・結露の水分量が減少し、水だれを抑えることが出来た。
番外編~土間~
少し前まで結露するのは窓だけだと思っていました。
しかし、土間(シューズクローク)も結露します。
写真ではわかりにくいと思いますが、1年前は結露しすぎてカビが生えていたこともありました。
まさか、こんなところが結露するとは思わず油断していました。
今後、二度とカビが発生しないように吸水テープを使って対策をしていきます。
掃除機で表面にあるごみを吸い取った後、吸水テープを貼っていきます。
土間の色に合わせてグレーの吸水テープを使いました。
これだけでは接着が弱いので、ゲルテープを使って固定します。
これで剝れる心配は無くなりました。
- 土間も結露する。
- 吸水テープ+ゲルテープで対策できる。
まとめ
一条工務店の窓といえど、条件によっては結露は発生します。
当然、放置していればカビの温床となるため、対策する必要があります。
我が家では下記のように対策しました。
✅有効な結露対策
- 吸水テープ→サッシ
- 防止スプレー→窓ガラス
✅効果
- 吸水テープ→完全に結露を抑えた。
- 防止スプレー→結露の水分量は減少。水だれを抑えることが出来た。
全ての窓に対策することは手間がかかると思いますので、結露しやすいところを重点的に行うのが良いと思います。
なお、窓だけでなく、土間(シューズクローク)も結露することがありますので、同様に対策した方が良いでしょう。
以上「ハニカムシェードを閉めるとカビ発生?我が家の結露対策を公開【一条工務店】」でした。
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