一条工務店「i-smart」に住んで5年が経ちました。
一条工務店は電気代が安いとよく言われます。
その理由として
- 高気密高断熱仕様の住宅
- 電気ヒートポンプ式による全館床暖房
によって、省エネを実現しているからです。
特に冬場はトイレや浴室など部屋中、寒さとは無縁で快適な空間であるにもかかわらず、電気代は想像以上に安いです。
じゃあ夏場の電気代は?快適?
私も一条工務店を検討しているときは、冬の快適さと省エネはわかったけど夏はどうなんだろう?という疑問を持っていました。
そこで今回の記事では
- 9月分(8月23日~9月20日)の電気代
- 過去1年分の電気代
- なぜ電気代が上がったのか?
- 夏の一条工務店の生活
について書いていきますので、参考にしていただいたら幸いです。
我が家の情報
- 一条工務店「i-smart」 平屋32坪
- 4人家族(大人2人、子供2人小学生)
- エアコン(設定温度は26℃、リビングは24時間稼働、5月から9月まで)
- 床暖房(設定温度は最高30℃、24時間稼働、11月から4月まで)
- 洗濯乾燥機は毎日使用
- 風呂も毎日入る(160リットル、夏は39℃、冬は40℃)
- 九州電力 電化でナイト・セレクト21(21時から翌朝7時までが夜間電力)
- 太陽光パネル積載量は9.87kWh(余剰電力買取)
引用元:九州電力ホームページより https://www.kyuden.co.jp/user_menu_plan_denka-de-night.html
我が家の電気代
年 月 | 使用量(kWh) | 電気料金(円) | ||
総使用量 | 昼間 | 夜間 | ||
2022年9月 | 238 | 101 | 137 | 7,884 |
8月 | 291 | 111 | 180 | 8,773 |
7月 | 240 | 96 | 144 | 7,278 |
6月 | 185 | 68 | 117 | 5,681 |
5月 | 241 | 72 | 169 | 6,674 |
4月 | 299 | 81 | 218 | 7,808 |
3月 | 474 | 140 | 334 | 11,475 |
2月 | 486 | 159 | 327 | 12,054 |
1月 | 669 | 234 | 435 | 15,577 |
2021年12月 | 458 | 170 | 288 | 11,025 |
11月 | 310 | 106 | 204 | 7,641 |
10月 | 211 | 83 | 128 | 5,824 |
合計 | 4,102 | 1,421 | 2,681 | 107,694 |
月平均 | 341 | 118 | 223 | 8,974 |
9月分の電気代は7,884円(使用量238kWh)でした。
ちなみに前年同時期(2021年9月分)は6,410円(使用量230kWh)です。
使用量はほとんど変わっていませんが、電気代が1,000円以上上がっていますね。
グラフでも1年前と比較し、すべての期間で上昇しているのがわかります。
なぜか?
それは「燃料費等調整額」が大幅に上昇したからです。
我が家の燃料費等調整額の推移についてまとめてみました。
年 月 | 燃料費等調整額(円) |
2022年9月 | 1,090.04 |
8月 | 966.12 |
7月 | 595.20 |
6月 | 342.25 |
5月 | 414.52 |
4月 | 469.43 |
3月 | 635.16 |
2月 | 432.54 |
1月 | 220.77 |
2021年12月 | △4.58 |
11月 | △86.80 |
10月 | △120.27 |
9月 | △188.60 |
ここ1年で1,200円以上高くなっていますね。
2021年はマイナス(電気代から減額)で推移していたのが、2022年に入ってからはプラスになり、2022年9月には1,000円を突破しています。
「燃料費等調整額」とは?
「燃料費等調整額」とは火力発電による燃料の価格変動を毎月の電気料金に反映させる仕組みのことです。
日本は火力発電の割合が70%と諸外国と比較して高くなっており、さらにその燃料のほとんどを輸入で賄っているため、世界の経済状況等に左右されやすくなります。
昨今の世界情勢により、天然ガスや原油、石炭等の価格上昇が電気代に転嫁され家計を直撃しているわけです。
一条工務店の夏の生活について
我が家は全館さらぽか空調システムを導入していません。
その理由は「当時はまだ正式にリリースされていなかった」からです。
お試しみたいな感じで導入しようと思えば出来ましたが、システムがよくわからなかったうえに、営業さんも「導入する必要ない」と言われてましたので見送りました。
夏はエアコンで十分と考えていたのもあります。
実際、我が家ではリビングのレイエアコンを26℃設定で24時間稼働していますが、家中快適に生活できます。
帰宅時に暑い思いもせず、エアコンを入れて温度が下がるのを待つ必要もありません。
その他は必要時に寝室や子供部屋のエアコンを稼働している程度です。
以上のように、夏はエアコンのみでも十分に快適ですので、予算に余裕のある方や新しいもの好きな方は「全館さらぽか空調」を導入してみるのもいいかもしれません。
まとめ
- 2022年9月の電気代は7,884円
- 過去1年間の平均電気代は8,974円
- 燃料費等調整額の高騰により電気代は上昇(前年比+1,000円以上)
- 夏の一条工務店はエアコンだけで快適
電気代は毎月必ずかかるものなので、なるべく安くおさえたいですよね。
しかしながら昨今の燃料が高騰している事情もあり、個人の努力だけでは節約に限界があります。
一条工務店は高断熱高機密による省エネだけではなく、「コスパ最高の太陽光パネルと蓄電池」があることもメリットの1つです。
電気代を抑えたいけど快適な生活もしたいという方は一条工務店がおすすめです。
今回の記事がマイホーム検討の参考になれば幸いです。
以上、夏の一条工務店の電気代は高い?【エアコン24時間稼働してみた】でした。
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