- 床暖房をつけて後悔した
- エアコンで十分
- 床暖房は部屋が乾燥する
- 高機密・高断熱の家は保温性が高いので床暖房はいらない
床暖房の口コミを見ると様々なデメリットが書かれています。
私も家を建てる時にネットで調べましたが、床暖房については賛否両論ありました。
しかし、私は実際に一条工務店のお宅訪問や工場見学に行き、床暖房の快適さを体験したことで
全館床暖房は必要
と判断しました。
入居して5年経過した現在でも、その判断は正しかったと胸を張って言えます。
寒さでコタツから動かず、朝も布団から出られない以前の生活に比べたら、かなり健康的な生活を送っています。
今回の記事では
5年間使用して感じた一条工務店の全館床暖房のメリット・デメリット
についてご紹介します。
また、ネット上に散見するデメリットに対しても私の意見を述べていますので、最後までぜひご覧ください。
- 一条工務店の全館床暖房のメリット・デメリット
- ネット上のデメリットに対する意見
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我が家の情報
- 一条工務店「i-smart」 平屋32坪
- 4人家族(大人2人、子供2人小学生)
- 床暖房(設定温度は最高30℃、24時間稼働、11月から4月まで)
- 太陽光パネル積載量は9.87kWh(余剰電力買取)
一条工務店の全館床暖房について
引用:一条工務店ホームページ
一条工務店の床暖房は生活スペースのほぼ100%をカバーしている「全館床暖房」となっています。
給湯効率の高いヒートポンプ方式で温水を作り、床下に張り巡らせた配管をとおして部屋を暖めます。
また優れた耐熱性・耐久性をもった配管を使用しているため、耐久年数は50年以上となっています。
導入費用については、「i-smart」に関しては標準設備となっているため、「建物本体費用」に含まれています。
ちなみにオプション等を考慮しない純粋な我が家の坪単価は約67万円となっています。
全館床暖房のメリット・デメリット
最大のメリットは快適に生活できること
5年間生活して感じた最大のメリットは、寒さを感じず快適に生活できることです。
また
- 部屋のすみずみまで寒さを感じない
- 暖房器具を置く必要がない
ため、広々と部屋を使うことが出来ます。
浴室やトイレ、洗面台、キッチンでも24時間暖かく、寒さを感じることがないため「寒いから動きたくない…」がなくなります。
エアコンをはじめとした他の暖房では、すべての部屋を暖かくすることは現実的ではありません。
たとえ、すべての部屋を暖めたとしても、フローリングが冷たいため、足元が冷えて寒く感じるでしょう。
同じ室温でも足元が暖かいのとそうでないのとでは体の暖まり方が変わります。
当然、足元が暖かいほうが体は暖まりますし、エアコンのように空気を直接暖めるわけではないので自然な暖かさです。
そのため一条工務店の全館床暖房は家の中だけ春になったような錯覚に陥るほど快適です。
また
- ヒートポンプ方式であるため電気代が安い
- 全部の部屋が暖かいためヒートショックを予防できる
- 温風が体にあたることがない
- ホコリを巻き上げない
- 低温やけどの心配がない
- 空気を汚さない
など、多くのメリットがあります。
デメリットは即効性がないこと
唯一といってもいいデメリットは
即効性がない
ことです。
暖まるまで1日近くかかります。
さらに床暖房を停止しても温度が下がるまでも時間がかかります。
つまり、床暖房の
- 開始時期
- 停止時期
が一番悩まされるところであり、唯一のデメリットです。
その他にもデメリットがあるんじゃないの?と思われる方もいるかもしれません。
たしかにネット上ではさまざまなデメリットが書かれています。
しかし、実際に使用している私から言わせたら
本当に使ったことがあるの?
と思うくらい的外れな意見が多いように感じます。
そのあたりについては次章にて詳しく述べます。
床暖房のデメリットに対する意見
ネット上で散見されるデメリットに対して、実際に5年間使用した私の意見を述べていきます。
部屋が乾燥する → 冬は乾燥するものです
一番多く拝見するデメリットです。
部屋が乾燥する理由は床暖房ではありません。
対策を何もしなければ冬は乾燥するものです。
仮にエアコンや電気ストーブ、電気カーペットであっても乾燥します。
床暖房だから乾燥しやすいということはありません。
例外として、石油ストーブなどの「燃焼系」の暖房であれば、燃焼したときに水蒸気が発生するため乾燥することはありません。
また温度が上がると相対的に湿度が下がるため、乾燥を感じる一因かもしれません。
極端な例かもしれませんが
暖房を使用せず室温10℃、湿度45%
の状態で乾燥してないから満足!となりますか?
湿度以前に純粋に寒いと思います。
暖房を使用して加湿しないのであれば、湿度は下がります。
- 室温10℃、湿度45%
- 室温20℃、湿度25%
上記のように、加湿せずに室温を10℃から20℃に上げると、湿度は40%から25%に下がります。
つまり、「全館床暖房のデメリットは部屋が乾燥する」は的外れです。
冬に加湿器は必須と言えるでしょう。
コストが割高!→i-smartでは標準です
基本的にi-smartでは全館床暖房が標準であるため、気にする必要はないと思います。
しかし、標準だとしてもその中にいくらか、かかっているのは事実だと思います。
ネット上では100万円から200万円と書かれています。
私は全館床暖房にはその価値があると思います。
せっかく広くてきれいな家に住むのに、寒くてこたつや布団にくるまるのはもったいないと思いませんか?
どうせ新築してお金を使うのであれば、快適に過ごせるための設備に投資するのは正解だと思います。
そもそも標準設備なので議論しても仕方ないですが、他の設備を削ってでも全館床暖房は採用すべきだと5年使用した今でも思います。
電気代が割高!→賃貸時代より安くなりました
一条工務店のホームページでも説明がありますが、熱効率の高いヒートポンプ方式の温水式床暖房であるため、電気代は安く済みます。
ちなみに私は一条工務店のi-smartに引っ越す前に賃貸アパートに住んでいましたが、その時よりも家の広さが倍になったにもかかわらず、電気代は安くなりました。
よっぽど各部屋にエアコンや電気ストーブを使う方が割高だと思います。
月々の電気代、賃貸アパート時代との電気代の比較については下記の記事でご覧ください。
Wi-Fiの電波が遮断される!→中継器の使用を勧めます
我が家は平屋であるため影響はありませんが、2階建てだと床に干渉して電波が届きにくいそうです。
原理としては確かにそのとおりだと思います。
しかしそれが理由で床暖房を採用しないのはもったいないと思います。
なぜなら中継器を使用すればこの問題は解決するからです。
中継器は安くて数千円、1万円出せば購入できるでしょう。
- 冬の快適さより電波の方が大事
- 中継器を買うお金がもったいない
と思う方は床暖房をあきらめるか、平屋にするべきだと思います。
全館は必要ない!→全館あることで快適さが増します
全館あることで部屋の寒暖差が無くなり、快適に過ごすことができる一因となります。
仮に浴室だけ床暖房がない場合、お風呂に入るのが億劫になると思いますし、ヒートショックで健康を害することになるかもしれません。
一部分だけ床暖房にするのであれば、電気カーペットやその他の暖房器具で十分だと思います。
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