一条工務店は引き渡しまでどれくらい時間がかかる?
流れはどんな感じ?わからないことだらけで不安!
このページではそのような疑問をお持ちの方に向けて「展示場見学から引き渡しまでの流れ」をまとめました。ぜひ参考にしてください。
一条工務店の展示場見学から引き渡しまでの流れ・期間について
我が家の情報

- タイプ名:i-smart
- 施工面積:106.82㎡(32.31坪)
- 平屋(勾配天井)
- 3LDK
- 建物工事費用 :2,622万9,186円(税込み)
- 外構費用 : 298万1,880円(税込み)
- 太陽光パネル費用: 294万9,372円(税込み)
- 土地取得費用 :1,200万円(諸費用込み 約75坪)
- 合計 :4,416万438円

引き渡しまでのスケジュール

我が家の仮契約から引き渡しまでの期間は
1年2か月
でした。
特別な事情や外部要因がなければ、この期間は大幅に変わらないと思います。
なお、我が家のスケジュールには影響ありませんでしたが、過去、一条工務店のフィリピン工場が火災にあい、引き渡しが遅れたケースもあったそうです。
①ハウスメーカー探し

住宅展示場見学
おそらく、ほとんどの方が住宅展示場で一条工務店の良さを認識することになると思います。
私はここで「家は、性能。」を目の当たりにし、一条工務店の魅力に取りつかれました。
展示場によってモデルハウスが異なります(A展示場はi-smart、B展示場はセゾンなど)ので、何か所かまわるといいと思います。
周りに一条工務店で建てた方がいる場合は、住宅展示場の見学に行く前に「お客様紹介制度」を利用してから、展示場に行く方が割引があるので断然お得です。
親族や知人に一条工務店で建てた方がいるのであれば、そちらから紹介してもらいましょう。
工場見学、ご入居宅見学ツアー
住宅展示場を見学したら、工場見学や実際に入居している住宅を見学する「ご入居宅見学ツアー」への参加をすすめられます。
工場見学では一条工務店の性能を実際に体験できます。
内容は「地震体験」や「暴風体験」、「床暖房体験」などがあります。
工場見学に参加する最大のメリットとして、抽選会に参加できることです。
最大20万円相当のオプションが当選することもありますので、一条工務店で建てたいと考えている方は必ず行くようにしましょう。
ちなみに我が家は「2等」でトイレの手洗いカウンター(8万円相当)が当選しました。
ご入居宅見学ツアーは、一条工務店に実際に入居している住宅を訪問し、なぜ、一条工務店を選んだのか、住み心地、電気代など、オーナーの生の声を聴くことが出来ます。
私の時は一条工務店が準備してくれたバスで3件ほどまわりました。
どの家も素敵でオーナーが満足しているように見えました。
このツアーを機に一条工務店への思いがより強まったのを覚えています。
②仮契約

工場見学、ご入居宅見学を経て、一条工務店で建てたいと思ったら、次は「仮契約」です。
仮契約の際には100万円必要です。
仮がついていますが、一応契約になるので内容はしっかりと確認しましょう。
仮契約のメリットは以下のとおりです。
- 坪単価の確定
- 営業さんが土地探しをしてくれる
特に①の「坪単価の確定」は大きいですね。
年々、坪単価は上昇することはあっても下がることはありませんので、一条工務店に決めた方は早めに仮契約をする方が良いでしょう。
③土地探し

仮契約の後は土地探しです。
我が家は1ヶ月くらいかかりました。
希望のエリアや大まかな間取り(2階建て?平屋?駐車場は?庭は?)を伝え、営業さんも探してくれました。
当然ですが、土地がないと先に進めないので、私も営業さんも必死です。
土地の広さを決める要因として、私は
- 平屋
- 4台分の駐車場
が希望でしたので、最低75坪程度は必要と営業さんには言われていました。

エリアに関しては、子供の有無や通勤距離、公共交通機関など、今後の住み心地に影響しますので、納得のいくまで探すことをおすすめします。
私の場合は
- 小学校が近くにあること
- 基本的に車通勤なので、駅までの距離は気にしない
- 閑静な住宅街であること
このあたりを意識して探し、希望の土地が見つかりました。
おかげで5年以上住んだ今でも全く後悔はありません。
ちなみに我が家の土地は地元の不動産屋を仲介して購入しました。
④本契約

契約金の100万円は仮契約時に支払っていれば、そのままスライドされますので、支払う必要はありません。
この時点で土地は決まっていました(売買契約はまだ)ので、それに合わせた仮の間取り、仕様で契約となります。
⑤地盤調査

一条工務店では最適な基礎選定を行うため、家を建てる前に地盤調査が必ず行われます。
地盤がしっかりしていれば、追加料金のかからない「布基礎」での施工となりますが、我が家は「べた基礎+深基礎工事」になり、71万400円のオプション料金がかかる結果となりました。
なお、営業さんに聞いた話では、ほとんどの施主が「べた基礎」になるとのことです。
⑥土地契約
我が家の土地は、一条工務店経由ではなく地元の不動産屋を仲介して購入したものですので、土地のみの契約を行いました。
当然、この時点では土地を購入する現金は持ち合わせておりませんので、つなぎ融資でローンを組みました。
つなぎ融資の詳細な説明はこちら
⑦打ち合わせ

ついに間取りやオプションを検討するための打ち合わせがスタートです。
この時点で担当設計士が決まります。
一条工務店では作業員さんに無理なスケジュールで作業をさせないようにしているため、1ヶ月の作業量を増やすことはできません。
そのため、我が家の着工は早くて2017年1月以降となり、逆算して10月いっぱいまでに工事着手承諾をする流れになりました。
4か月と比較的長い期間がありましたが、間取りについては悩みました。
しかし、担当の設計士さんが親身になって相談に乗ってくれたこともあり、満足のいく間取りになりました。

⑧最終仕様確認、工事着手承諾

最終仕様確認、工事着手承諾 2016年10月28日
間取り、オプションなどの仕様について最終確認を行います。
承諾すると、着工から引き渡しまでのスケジュールが確定されます。
最後の打ち合わせのときは、「これでいいのかな…」という不安と「もう打ち合わせしなくていいんだ」という安堵の気持ちが入り混じった状態でした。
ここで着手金として工事請負代金の3分の1を支払うことになります。
この時点で住宅ローンは実行されませんので、我が家は「つなぎ融資」で対応しました。
⑨地鎮祭

着工の前に「地鎮祭」を行います。
地鎮祭とは工事が無事終わるように神主さんをお呼びして、安全祈願をする儀式です。
当日、必要なものは初穂料3万円のみです。
無事終わると近所のあいさつ回りを行いました。
粗品など必要なものは営業さんが準備してくれました。
⑩着工

地鎮祭が終われば着工です。
まずは基礎の工事に1ヶ月程度かかります。
ここから先、施主がすることは特段ありません。
上棟式を行う方もいるかもしれませんが、最近はしない人が多いと営業さんから言われてましたので、我が家はしませんでした。
作業員さんへの差し入れも特段必要ないとのことでしたので、なるべく現場に近づかないようにしていました。
⑪基礎工事完了

基礎工事が終わると営業さんから現場確認しますか?と連絡があったので、行くことに。
基礎はほぼ間取りと同じような形になっていました。
リビングやキッチンの位置などの説明を受け、出来上がり具合を確認しました。
基礎だけ見ると意外と狭く感じます。
後日、基礎工事完了報告書を届けてくれます。
⑫上棟

ついに上棟の日を迎えました。
上棟と言えば、住宅の構造部分である柱などの骨組みが出来上がるイメージだと思いますが、一条工務店は「ツインモノコック構造」で箱形のパネルを組み立てていくイメージです。
引用:一条工務店ホームページ
そのため、上棟が終わったら外見上は完成に近い形になります。(実際は屋根や内装など、工事に時間がかかります。)
工事中は基本的に現場に近づかないようにしていましたが、この時だけこっそり様子を確認しました。
着工から1ヶ月程度で外見上はほとんど出来上がっているため、その早さにびっくりしました。
⑬大工工事、仕上げ工事など

工事進捗報告(土台据え~屋根仕舞完了)
ここからは、書類と電話で進捗状況が報告されました。
着々と工事が進んでいる様子がわかります。
他のハウスメーカーはわかりませんが、一条工務店は進捗報告をしっかりしてくれるので安心です。
工事進捗報告(造作・外部工事~大工工事)気密測定の実施
太陽光パネルや玄関ドア、樹脂サッシなどの各設備機器が設置されました。
また、この段階で機密測定が実施され、結果が報告されました。
C値=0.7c㎡/㎡
一条工務店のホームページではC値は0.59c㎡/㎡と謳っており、若干低い気がしましたが、これでも十分に高性能です。
ハガキに例えると、0.7枚分しか家の隙間がない計算です。
ちなみに一般的な家では5枚分の隙間があるそうです。
工事進捗報告(仕上げ工事~竣工)
ついに竣工(出来上がり)です。
クロス工事や各種配管、スリットスライダーやハニカムシェードが設置され、各住設の動作確認が行われました。
また、引渡し前に施主による完了検査を行います。
確認したところ、特に問題ありませんでした。
⑭引き渡し

ついに引き渡しです。
住宅設備の使用方法を簡単に説明され、鍵を渡されます。
なお、引き渡しは5月26日でしたが、太陽光パネルは一か月前の4月下旬から発電していました。もちろん売電代はもらえました。
4、5月は1年で一番発電量が多いので、引っ越しや家電などで物入りな時期に少しでもお金が入るのは大変助かりました。
しかも、電気代(買電の方)がかかるのは引き渡し以降となっていたので
一条工務店太っ腹…
と心の中で思いました。

まとめ
- ハウスメーカー探し(住宅展示場見学、工場見学、ご入居宅訪問ツアー)
- 仮契約
- 土地探し
- 本契約
- 地盤調査
- 土地契約
- 打ち合わせ
- 最終仕様確認、工事着手承諾
- 地鎮祭
- 着工
- 基礎工事完了報告
- 上棟
- 工事進捗報告
- 引き渡し
我が家は2016年の年明けから住宅展示場をまわり、最終的には2017年5月に一条工務店の平屋を引き渡されました。
なお
仮契約から引き渡しまでの期間は約1年2か月
でした。
建売であれば大幅に短くなると思いますが、注文住宅の引き渡しまでの期間は一般的に1年2か月から3か月程度とのことですので、一条工務店の納期は標準的な期間だと思います。
マイホームの購入はお金がかかり、一生に一度しか経験しない人が多いので、不安になることも多いと思います。
しかし、一条工務店の営業さんをはじめ、少しでも不安がある場合は相談することをおすすめします。
かくいう私も、営業さんに対して特にお金に関することは、事細かに質問したのを覚えています。
少しでも不安がある場合はしっかりと解消し、理想的なマイホームを手に入れましょう!
以上「【一条工務店の平屋】展示場見学から引き渡しまでのスケジュール まとめ」でした。

これから家づくりをスタートする方へ
マイホームが欲しいけど、どうすればいいのかわからない…
家づくりを始めたくても、何から手を付けたらいいかわかりませんよね。
私も最初は不安だらけのスタートでした。
カタログを比較したり、住宅展示場に行ったりして、何とか念願のマイホームを手に入れることが出来ました。
入居して5年以上経った今でも、購入してよかったと満足しています。
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まだ住宅展示場に足を運んでいない方や、どこのハウスメーカー・工務店にしようかお悩みの方は、利用してみてはいかがでしょうか。